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講義名 データサイエンス・AI概論
(副題)
講義開講時期 秋学期 講義区分 講義
基準単位数 2 時間 30.00
代表曜日 代表時限
校地 泉ヶ丘キャンパス
科目分類名 基盤教育科目
科目分野名 情報処理
配当学年 1・2
ナンバリングコード BS159

担当教員
職種氏名所属
准教授◎ 小松 久美子食環境学部
外部専門講師谷一 博之指定なし

授業の目的  データサイエンスやIoT(Internet of Things)など高度情報技術の発展、AI(人工知能・Artificial Intelligence)の普及による社会や経済の変革、政府のSociety5.0戦略の推進により、社会は急速に変化している。各人の専攻に関わらず、データサイエンス・AIに関する基本知識を持っていることが、これからの社会を生き抜く上で不可欠になる。そのデータサイエンス・AIの基礎をこの講義で学ぶ。
授業概要  デジタルトランスフォーメーション(DX)の時代を疾風のごとく駆けていく。そのために必要なのは、ネット上のビッグデータや様々なリソースをフルに活用し、社会や仕事、商品やサービスを変えていく力である。そして、これは文理問わず必要な力である。この講義では、AIやビッグデータと共存する時代に、それらを武器にするための基礎を学修する。
準備学習 ・次回の講義で扱うテキストの範囲について、該当箇所に目を通し、疑問点などをノートにまとめておくこと。(各回1時間)
・各回のミニレポートに学修の振り返りとして新たに知ったこと・感想・質問などを具体的な記述で残していくこと。(各回0.5時間)
・各回の講義で触れたデータ利用方法・専門用語等を復習し、特に興味を持った内容についてさらに調べて、ノートにまとめておくこと。
授業計画 <授業形態>
この科目は、集合形態で実施する。

<授業計画>
第1回 データサイエンス・AIとは
第2回 社会でどのような変化が起きているか
第3回 データ・AI利活用の最新動向
第4回 社会で活用されているデータ
第5回 データ・AIは何に使えるのか
第6回 データ・AI利活用のための技術
第7回 データ・AI利活用の現場
第8回 データの種類を知る
第9回 データを可視化する
第10回 データを分析する
第11回 データ・AIを扱うときに注意すること
第12回 データ・AIにまつわるセキュリティ
第13回 グループ発表の準備(データ収集、分析等)
第14回 グループ発表とまとめ 到達度確認

※第1回、第9回〜第14回は小松、第2回〜第8回は[外部専門講師]が担当する。
※授業計画は、状況・進度等に応じて変更になることがある。
オフィスアワー(授業相談) ・研究室前に掲示のオフィスアワーを確認すること。
・質問・相談等は、WebClassのメッセージで受け付ける。
担当教員からのメッセージ 今後ますます注目されるデータサイエンス・AIの基本を身につけて、実社会で実践できるようになろう。
履修上の注意 3年次配当科目の「データサイエンス・AI実習」の履修を検討している学生は、本科目を必ず履修しておくこと。
授業の進め方・授業手法  情報収集・分析力を養うために、実データを用いて学修する。
 前半はデータ・AIがどのように活用されているのかを中心に学ぶ。後半はExcelを使用して様々なデータを扱えるように、多様な課題で演習する。
 グループ発表では、これまで学んできたことを踏まえて、データサイエンスとAIを使って、ある問題を解決する方策案などを発表する。
 毎回のミニレポートに学修の振り返りとして感想・質問などを具体的に記述する。
 <感想の具体的記述内容>
  1) 講義の内容からテーマをひとつ絞る(気づいたこと、興味をもったことなど)
  2) テーマについて自分の考えや感想を述べる(どう考えたのか)
  3) その理由、根拠を述べる(なぜそう考えたのか)
フィードバックの方法 各回の小レポートに記された内容や質問に、次回の講義でコメントする。
ディプロマ・ポリシー(10のちから)との関連 「教養力」「情報収集・分析力」
授業の到達目標
データサイエンス・AIの基礎を理解し、利用に際して留意すべき点を説明できる。
データ・AIがどのように活用されているかを理解し、実社会での意思決定等に活用されていることを説明できる。
データの可視化・分析の基本を修得し、実データを用いた応用ができる。
評価方法
評価方法 評価割合(%) 到達目標との対応
平常点(講義中の活動、ミニレポートの提出)
40
①②
グループ発表
30
②③
到達度確認
30
①②③
テキスト(2023年度以降)
備考欄に※印があるテキストは、これまでに別科目で購入している可能性があります。
書名 発行所名 編著者名 ISBN番号 備考
はじめてのAIリテラシー
技術評論社
岡嶋裕史,吉田雅裕
978-4-297-12038-2